旅の快適さは装備によって左右されるかもしれません。
ここでは私が旅に持ち出している装備・機材を紹介したいと思います。
カメラ
旅に出ると無性に撮りたくなるのが写真!カメラは必ず持っていくようにしています。
写真の腕はともかくとして、写真は何枚も撮ってしまいます。このサイトを始めたの理由の一つが、せっかく撮った写真の使い道を作るためでもあったりします。
メインカメラ
せっかくならきれいな写真が撮りたいと思い、メインに使っているカメラはデジタル一眼レフカメラです。
ちょっと大きくて重たいのが難点ですがやっぱりきれいに取れると思います。またバッテリ持ちもいいので忙しい旅では心づいよいです。
本体
現在、メインに使っているのはCANONの一眼レフカメラのEOS 60D。
購入したのは2011年ごろだったと思います。デジタル一眼レフはこれが2代目で、先代はEOS 40Dでした。
Wi-Fiがないとか不満もたまってきましたが、画質的にはまだまだ行けると思います。初めての中級一眼にはちょうど良い機種だと思いますので、ヤフオクや中古で安く見つけたらラッキーかもしれません。
レンズ
オート設定で撮影するだけなら写真の出来に一番影響するのはレンズかもしれません。現在、主に使っているレンズは2本です。
1本目: EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
このES-Sマウント用の超広角レンズです。
映せる範囲(画角)がとても広く、風景写真に最適です。私の感覚では人間の視界でとらえられる範囲全体を映してくれる感じです。また、室内などで被写体からの距離が取れない場合にも活躍します。
一番広角に合わせて撮影したのが次の写真です。メインの被写体の建物は横長なのですが、その建物全体だけでなく周囲の状況まで撮影できていることがわかると思います。
私の場合はほとんどこのレンズをつけっぱなしで、どうしてもズームが必要ならサブのコンデジを使うという使い方になってしまっています。風景写真がメインの方にはおススメのレンズです。このレンズを使う場合は、傾きが目立つため電子水平水準器が内蔵されているカメラのほうが使い勝手がよいでしょう。
EF-Sマウント向けの超広角レンズとしては「EF-S 10-18mm IS STM」というレンズも最近発売されています。同じ10mmスタートですが望遠側が18mmまでとなっています。しかし、価格は半分近くまで安くなりまたISが追加されています。超広角の風景撮影を楽しみたいという場合は「EF-S 10-18mm IS STM」から入るのもよいと思います。
2本目: EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS
このEF-Sマウントの標準ズームレンズです。
このレンズはEOS 60Dのレンズキットでついてきたものです。USMでもSTMでもないのでAFが遅いとかいろいろ不満がありますが、ズームが効くレンズがこれしか持っていません。サファリなど明らかにズームを連発する場合はこちらのレンズを持っていきます。
特筆すべきところはありませんが、値段が比較的抑えられているので気軽に使える一本です。今ならAF駆動機構がSTMになったバージョンが出ているのでそちらの方がよいでしょう。
実はこの2本に加えてEOS 40Dに付属のEF-S17-85mm F4-5.6 IS USMというレンズを持っています。なかなか良いレンズだったのですが、酷使のためか絞りユニットが解放状態で固まってしまってまともに使えなくなってしまいました。このレンズは引退となりました。
ストラップ
一眼レフカメラのストラップはカメラについてきたものではなくBLACKRAPIDという会社の”速写ストラップ”を使っています。
このストラップはカメラの三脚穴にネジ止めし斜めにたすき掛けをします。するとカメラがちょうど腰の横あたりで安定します。そして写真を撮ろうとカメラを持ち上げると、カメラをネジ止めした金具がストラップ上を移動できるようになっているため、カメラをするするっと持ち上げることができるのです。
歩いているときにカメラが邪魔になりにくいので(付属のストラップと違って腹筋をガンガン攻撃してこない!)、街や遺跡を歩きながら写真を撮るときにとても便利です。旅行に一眼レフを持っていく方にはおススメの逸品です。
サブカメラ
一眼レフを出しにくいところ、持ち歩きたくないところで使うためのサブカメラとして、いまはPowerShot S110を使っています。
ポケットに入るコンパクトサイズながら、なかなか画質が良いカメラです。Wi-Fiがあるのでその場でスマホに画像を転送できるのも便利です。また、PowerShotSシリーズはいわゆる上級コンパクトに属するカメラですので、シャッタースピードなどいじれる項目が多いのも魅力です。
ズームも5倍まで効くのでメインカメラのレンズ交換が面倒な時などは、PowerShot S110でズームして撮影することもあります。
ただ、残念なことにPowerShot Sシリーズは現在は発売していないようです。操作系を考えるとメインカメラと同じキヤノンでそろえたいところですが、いま買うとしたらGシリーズので最もコンパクトなPowerShot G9 Xですが、広角側もズーム側も弱くなってしまうのが残念なところです(しかも高い!)。
スマートフォン
日常生活にも欠かせないものとなったスマートフォンは旅でも大活躍します。
いまはSIMフリーのNexus5を使っています。2013年頃に発売されたモデルですが、性能的にはまだ現役で全然いけます。ただバッテリ持ちが悪いのが悩みです。
スマートフォンを買う上で重要なのは「SIMロックフリー(いわゆるSIMフリー)」かどうかということ。ようやく国内各社もSIMロック解除に対応しだしましたが、ロック解除するまで半年間待たなければいけないなどの制限もあり、なかなか面倒です。
最初からSIMフリー版を購入してしまうのもありだと思います。
SIMフリーの目的はもちろん海外でプリペイドSIMを購入してネットに常時接続することです。スマートフォンは常時ネット接続して本領を発揮するものです。海外SIM
難しそうに感じますがネットで「国名 プリペイドSIM」で検索すればいろいろ事例が出てくるはずですので何とかなるものです。
GPS
私は海外に行く際はほとんどの場合はGPSユニットを持ち歩いてます。いま使っているのはGARMINのOregon400tです。
GPSユニットを使っている目的は
- 旅先での場所の確認、カーナビ替わり
- GPSログの記録
の二つです。
最近ではスマートフォンがこの両方の機能を備えていますが、やはりスマートフォンではバッテリが心配です。特に充電環境がない山の中などはスマートフォンでは心もとないところがあります。GARMINのGPSユニットなら電池駆動なので予備電池を持っていけばバッテリを持たせることができます。記録マニアならばやはり専用機を備えておきたいところです。
なお、GARMINのGPSユニットは日本で購入すると代理店を挟んでいるため非常に高額になります。地図を見たりログを取るだけならば並行輸入品でも問題ないと思います。私のOregon400はイギリスから個人輸入し、メニューを日本語化したものです。