前回はパタゴニア旅行の1日目として日本からフランクフルト経由でアルゼンチンのブエノス・アイレスに到着したことを紹介しました。
2日目(1日目に寝ていませんが)はブエノス・アイレスからパタゴニアのエル・カラファテに移動します。
今回の内容は2015/12/06の出来事です。
アルゼンチンは物価が不安定のため、最新の価格とは異なる場合があるのでご注意ください。
エルカラファテへの移動ルート
ブエノス・アイレスからエル・カラファテへ移動するには、まずブエノス・アイレス内で空港間を移動したのち、空路でエル・カラファテへ向かいます。
ブエノス・アイレス内での空港間の移動
ブエノス・アイレスには二つの空港あります。
- エセイサ国際空港(EZE): 主に国際線用の空港。日本でいえば成田空港
- ホルヘ・ニューベリー空港(AEP): 主に国内線用の空港。通称アエロパルケ。日本でいえば羽田空港
今回はエセイサ国際空港についたのでアエロパルケに移動しなければいけません。
エセイサ国際空港で税関を抜けるとすぐにバスやタクシーのチケットを販売するブースがあります。ここでアエロパルケ行のバスのチケットを買うことができます。
どのブースで何を売っているのかよくわからないので、片っ端から「バス、アエロパルケ?」と聞いていけば「シー(YES)」と答えてくれるところがあるはずです。
2015年12月の段階では、空港間のバスは170ペソでした。クレジットカード支払いOKです。
なお、バスの時刻表は下記で入手することができます。

国際線が到着する建物はターミナルAですがバス乗り場ターミナルBになります。ターミナルAからBの間は徒歩で移動可能です。
ターミナルBではバス乗り場を見るけるのが難しいかも知れません。車寄せっぽいところにチケット売り場(ブース)があるのでそこがバス乗り場です。
エセイサ国際空港からアエロパルケへは1時間ほどかかります。バスはWi-Fiが使えるため時間は簡単につぶせるはずです(ただしWi-Fiは遅いです)。
ブエノス・アイレスからエル・カラファテへ
バスでアエロパルケついたら、次はエル・カラファテへの移動です。
チェックイン
まずはエル・カラファテ行のフライトのチェックインです。
チェックインは、アルゼンチン北部方面のフライトを扱うカウンターと、アルゼンチン南部方面のフライトを扱うカウンターに分かれています。エル・カラファテは南部方面です。
チェックインはかなり並ぶので、列を間違えるとダメージが大きいです。自分の行き先の列であることを確認して並びましょう。
チェックイン自体は特別なことはありません。パスポートと予約したときの控えを見せれば搭乗券を渡してくれます。
アルゼンチン航空の国内線の場合、預け入れ荷物の上限は15kgで、それを超えると追加料金を取られます。私の場合は17kgだったのでどうなるか心配だったのですが、おまけしてそのまま通してくれました。
搭乗時間までの時間
乗り継ぎに5時間を確保していたのですが、思ったよりスムーズに空港間を移動できたこともあり、アエロパルケで結構な待ち時間が生じました。
現地通貨の調達
そこでやったことといえば、まずはアルゼンチン・ペソの調達です。
アエロパルケにはATMが何か所か設置されております。ここでクレジットカードのキャッシングを使ってペソを調達したいと考えました。
しかし、私のクレジットカード(三井住友VISA)の場合、どのATMを使っても現金が引き出せませんでした。別に持っていたマスターカードでも引き出せませんでした。
現地通貨はキャッシングで調達する予定だったので、これには大変困りました。さすがに現地通貨なしの状態ではエル・カラファテについてから困りそうです。
仕方なくここでは経由地のフランクフルトで入手していた100ユーロ札をペソに両替することとしました。
当時のアルゼンチン・ペソには「公定レート」と「闇レート」があり、ペソを入手するには「闇レート」を使うのが有利でした。しかし、闇レートで入手するには、市中(ブエノス・アイレスのフロリダ通りなど)の両替商を利用する必要がありました。
なお、公定レートは2015/12/17あたりに撤廃され(=レートが自由化された)、現在は「公定レート」「闇レート」というものはなくなっています。
空港での腹ごしらえ→断念
ブエノス・アイレスへの到着便でたべた朝食が朝7時ぐらいで、エル・カラファテへのフライトの出発が13:30のためさすがにお腹が空いてきます。
アエロパルケ内にはフードコートがあり、そこで昼食を食べることができます。
ところが値段を見てみるとすべてが高い! 安くても150ペソほどしました。当時の公定レートを適用すると2000円以上することになります。
おそらくクレジットカードが使えるので、手持ちの貴重なペソを使わずとも食べられるとは思ったのですが、、、ここは我慢しました。
エル・カラファテへのフライトはLCCではなくレガシーキャリアのアルゼンチン航空です。きっと機内食的な何かが出るという読みです。
フライト
搭乗時間が近づいてゲート近くで待機していたのですが、アナウンスもよく聞こえず自分の番かどうかよくわかりません。
この時の搭乗ゲートは飛行機に直接乗り込むタイプ(ボーディングブリッジ付のゲート)だったため、複数のフラウとで共用しており、自分の便の搭乗が開始したかどうかがよくわからないのです。
何度かゲートの係員にチケットを見せて確認して、ようやく自分の飛行機にたどり着くことができました。
フライト時間は2時間以上だとは思いますが、国内線のためパーソナルモニターなどはありません。時間をつぶすためには電子ブックなどを持っていった方がよいでしょう。
機内誌はありますがスペイン語です。アルゼンチン航空の国際線のルートのページを見ていたら、フォークランド諸島(マルビナス諸島)と南極の一部がアルゼンチン領になっていました。
飛行機は広大なパンパを飛び越えパタゴニアに向かいます。
エル・カラファテが近づいてくると風が強いのか機体の揺れが激しくなってきます。さすが風の大地です。そんな中でも飛行機は無事に着陸し、ようやくエルカラファテに到着です。
なんと日本を出発してから42時間後です(2回の乗り継ぎで合計10時間以上費やしています)。実に遠かったです。
エル・カラファテ空港から宿へ
エル・カラファテ空港からエル・カラファテ市街は10kmは離れています。
移動はタクシーか乗り合いバスです。または、高級ホテルならばお迎えの車があるかもしれません。個人旅行者の場合は乗り合いバス(10人乗り程度のバン)の一択になると思います。乗り合いバスとはいえ、ホテルまで乗せてくれます。
空港で荷物を引き取って到着ロビーに出ると、乗り合いバスの業者がいるので話を聞きましょう。私の場合は
- 費用は120ペソ・10ドル・10ユーロ
- 支払いは現金のみ
という条件でした。
バスは満員になれば出発しますが、小さいバスですし、同じフライトの乗客が乗ってくるのそれほど待つことはありません。
バスには荷物を載せる用のトレーラーを付けているので大きな荷物でも問題ありません。
エル・カラファテでの宿
今回はエル・カラファテには4泊する日程です。
エル・カラファテの宿を4泊分予約した後に、エル・チャルテンへ1泊かけていくことにしたので、実際には3泊しかせず1泊は無駄(荷物を置いておくだけ)にしてしまいました。
エル・カラファテで、なるべく安く街の中心部に簡単に行ける宿として探して予約しておいたのが「Hotel Punta Norte」です。名称はホテルとなっていますが、ドミトリーもあります。
私はExpediaで予約しました。Expediaは航空券を購入した後だとホテルが割引される仕組みがあり、それを利用したらBooking.comより安かったのだと記憶してます。
私の場合はExpediaでドミトリー1泊2531円(サービス・税込)でした。4泊合計で1万円ちょっとです。
実際に宿泊した宿の状況はというと・・・
- 立地:
- 町の中心街ら徒歩5分ほど。階段や坂道もなく便利。
(ただし、エル・カラファテのバスターミナルは高台にあるので階段か坂を上る必要がある) - 静かなエリアなので周囲の騒音に悩まされることはない
- ドミトリーの設備:
- よくある2段ベッドのドミトリー
- シーツは提供されるが、タオルは自分で用意する必要がある
- トイレ・シャワーの共用設備はイマイチ。初日はきれいだったが、だんだん汚くなっていった。
同時期の宿泊者の程度にもよるが、ホテルの清掃回数が少ないような気がする。 - 朝食:
- パンとジュースが提供される程度。あまり期待してはいけない。
- その他設備:
- 個人の持ち物を入れるロッカーは共用エリアにある。カメラやノートPCぐらいなら入りそう。
ただし、鍵はないので自分で南京錠を用意する必要がある。 - ドミトリーのWi-Fiは弱いか使えない。ロビーにソファーがあるのでそこでWi-Fiを使う感じ。
という感じです。まあ、可もなく不可もなくという感じです。朝食はこんな感じです。
ただ、同時期にスペイン語の若い男のグループと一緒になってしまい、それが夜中までドミトリーで騒いでいたりするのが最悪でした。これは運が悪かったとしか言いようがありません。
エル・カラファテの探索
夏季のエル・カラファテは日が長く夜の22時ぐらいまでは明るいです。そのため、旅行会社・バス会社等も夜21時ぐらいまでは営業しています。
エル・カラファテに17時頃に到着した私は、エル・カラファテの街を探索しつつ、各種手配を行いました。
プリペイドSIMカードの入手
アルゼンチンでのプリペイドSIMカードの入手は簡単です。コンビニ(キオスク)で入手することができます。
今回はMovistarという携帯電話会社のプリペイドSIMカードを20ペソで入手し、インターネットを使うために50ペソをチャージしました。支払いは現金のみです。
プリペイドSIMカードについては「アルゼンチン プリペイドSIM」で検索するといろいろ情報が見つかりますので、それを参照してみてください。
ペリト・モレノ氷河 アイストレッキングの手配
まずは前回で紹介したペリト・モレノ氷河 アイストレッキング「Big Ice」の手配です。
オンラインで予約したものの、エル・カラファテからのバスなどの手配があるのでHielo & Aventura社のオフィスに行って相談します。
Hielo & Aventura社のオフィスでは送ったつもりだったクレジットカード情報が届いていないなど、少々トラブルがあったものの、クレジットカードで2500ペソ(Big Iceが2200ペソ、往復のバスが300ペソ)を払います。
また、健康状態をチェックする書類に記入などが求められます。
支払等が終わると、バウチャーを発行してくれて手配完了です。
ウプサラ氷河 クルーズの手配
続いてはこちらも前回に紹介したウプサラ氷河クルーズの手配です。
こちらもオンラインで予約しましたがバスの手配があるのでSolo Patagonia社のオフィスに向かいます。
ここでもオンライン決済が失敗していたというトラブルがあったものの、クレジットカードで1350ペソを支払います。
船出発地点へのバスもSolo Patagonia社のオフィスで入手します。なぜかこれは現金のみで300ペソでした。ホテル名を伝えると、バスが迎えに来てくれます。
エル・チャルテンへのバスの手配
ウプサラ氷河のクルーズが終わった後に、すぐにエル・チャルテンへ移動する予定だったので、あらかじめバスチケットを購入することにしました。
エル・カラファテとエル・チャルテン間のバスは3社が運航しています。エル・カラファテの大通りを歩いているとそのうちの1社であるCal Tur社のオフィスがあったのでそこで購入することにしました。
往復で700ペソでした。
買い出し
飲み物やツアー中のランチ・お菓子などはスーパーマーケットで手配することをお勧めします。
エル・カラファテは物価が高く、国立公園に入るとさらに物価が高くなることが予想されます。クルーズの場合は船上で購入できますが、これも高くつきます。
エル・カラファテには「LA ANONIMA」というスーパーマーケットがあり、ここで必要物資を調達するのがお勧めです。クレジットカードも使えます。
夕食
この日の夜ご飯はエル・カラファテで食べることになります。
エル・カラファテはロス・グラシアレス国立公園の入り口となる街のため観光客向けのレストランも数多くあります。しかし、全体的に物価が高いのです。
この日はお昼が機内ででたサンドイッチだけということもありお腹が減っていました。そこでなるべく安くお肉をガッツリ食べられる店として、地球の歩き方にのっていた「La Fonda」というお店にすることにしました。
しかし値段はインフレの影響か地球の歩き方に乗っているよりも高くなっています。私が頼んだのはこのラムステーキです。
ラムステーキが150ペソ、飲み物が20ペソ。合計で170ペソという出費でした。
とにかくパタゴニア地方は物価が高いです。物資は空輸がほとんどだそうで、仕方がないところです。
まとめ
今回はパタゴニア旅行の2日目としてようやくエル・カラファテに到着したことを紹介しました。
乗り継ぎ時間が長かったせいもあるものの、日本から実に40時間という長旅でした。エル・カラファテではツアーなど各種手配を翌日からのロス・グラシアレス国立公園訪問に備えます。
次回はパタゴニア旅行の3日目、ウプサラ氷河クルーズを紹介したいと思います。
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